最近SSDも安価になってきたので、パソコンのOSや作業用のデータは全てSSDに置くようにしていますが、バックアップ用としてHDDを使用しています。
今回は、バックアップ用HDDの買い替えとして、大容量の内蔵HDDが欲しくなったのでAmazonで8TBのWD80EAAZを購入してみました。
購入したハードディスク
今回買ったHDDは、WestanDigital(ウエスタンデジタル)製のWD80EAAZです。
WD Blueシリーズなので、通常のデスクトップPC用途のHDDです。
WD80EAAZのスペック
容量:8TB
サイズ:3.5インチ
インターフェース:SATA
記録方式:CMR
プラッタ容量/枚数:2TB/4枚
転送速度:215MB/s以上
回転速度:5640RPM
キャッシュサイズ:256MB
IntelliPark(インテリパーク)について
WDのHDDはIntelliPark(インテリパーク)という省電力機能があり、これを無効化しないとロード/アンロードサイクルが爆増するらしいです。
無効化するツールもあるようですが、この機種は比較的新しい機種のため、対応していないようです。
今回の使用用途はバックアップなので、頻繁にアクセスしないので良いかと思って購入しました。
梱包は大丈夫なのか
AmazonでHDD単品を購入すると、心もとない梱包で届きそうなので不安です。
ですが、危険は承知のうえ、AmazonでHDDを購入してみました。
クッションになりそうな大きなものとセットで買いたい所ですが、今回はSATAケーブル・USBメモリとの同時購入です。
思ったよりも箱小さいな、さあどうかな…
※【Amazon限定】環境に配慮したエコパッケージでお届けします※と書かれたHDDです。
厚めのプチプチにくるまれてはいます。
動作確認
無事動作を確認しました。
バックアップ用のデータ約3TBを半日かけてコピーしても壊れなかったので、まずは安心です。
ベンチマーク結果
とりあえずCrystalDiskMarkの測定結果です。
シーケンシャルリード/ライトの速度は仕様の215MB/s以上出ており、なかなか速いですね。
ロード/アンロードサイクル回数の確認
IntelliPark(インテリパーク)の動作状況を確認するため、CrystalDiskInfoでロード/アンロードサイクルの変化を確認してみました。
新品当初の状態
使用時間0時間ですが、すでに7回になっています。
半日使用後
半日かけて約3TBのデータをコピーし終わった状態のデータです。(使用時間:13時間)
生の値は18となっていますが、16進数なので24回になります。
連続コピーで動きっぱなしだったので、ヘッドが退避するヒマもなかったようです。
一週間使用後
一週間使用後(使用時間:73時間)のロード/アンロードサイクル回数は、220回でした。
約三週間使用後
三週間使用後(使用時間:262時間)のロード/アンロードサイクル回数は、750回でした。
自分の使い方だと、だいたい毎週250回、一時間に3回程度で増えています。
バックアップ用なので特にアクセスしていない状態です。
WD80EAAZのロード/アンロードサイクル回数の耐久値は、データシートによると30万回のようです。
今のペースだと1.3万回/年なので、気にしなくても問題なさそうですね。
おまけ
6年以上使ったWD REDシリーズの3TB品(WD30EFRX)の状態を、CrystalDiskInfoで確認してみました。
ロード/アンロードサイクル回数は、63211回です。
こちらも、バックアップ用として使っていたので、同じような回数になっていますね。
さすがNAS用のREDシリーズです。その他のステータスもまだまだ何ともないです。
バックアップ用としては、NAS用のREDシリーズの方が安心ですね。
ちなみに、WD30EFRXは、ロード/アンロードサイクル回数の耐久値は倍の60万回となっています。
6年以上使ってもまだまだ余裕の回数です。
まとめ
Amazonで8TBのHDD、WDのWD80EAAZを購入してみました。
梱包が毎回心配ですが、今回も異状なく動作してくれて良かったです。
IntelliPark(インテリパーク)が無効化できない点も心配ですが、自分の使い方はバックアップ用なので、アクセスも頻繁に無いため問題なさそうです。
様子を見ながら使って行こうと思います。
参考リンク
今回購入したHDD