秋月電子で買ったミント色16×16ドットマトリクスLED(OptoSupply製 OSLB56317-AC5)を使ったディスプレイ基板を作ってみました。
HOLTEK製の16×8ドットマトリクス用ドライブIC、HT16K33を2個使用します。
使用する16×16ドットマトリクスLED
今回使用するミント色16×16ドットマトリクスLEDの写真です。
形名:OSLB56317-AC5
メーカー:OptoSupply(オプトサプライ)
16×16で256ドットのLEDになります。
裏面側、ピン数は32本です。
ミント色を確認してみたくて、点灯させてみました。
なかなかいい色です。
17番ピンから1番ピンにかけてLEDに電流を流したところ、左上が点灯しました。
※下記ピン配列はデータシートより抜粋
回路図
今回の回路図です。
HOLTEK製の16×8ドットマトリクス用ドライブIC、HT16K33を2個使用しています。
ジャンパピンでHT16K33のI2Cアドレスを設定します。
アノード側は共通配線にして大丈夫なのか?とりあえず作ってみました。
まだ動作確認出来ていないので参考までに。
制御用IC
HOLTEK製 HT16K33の写真です。
こちらも秋月電子で購入できます。
部品リスト
今回の基板に使用する部品リストです。
品名 | 参照名 | 数量 | 数値・仕様 | 規格・フットプリント |
抵抗 | R1, R2 | 2 | 4.7kΩ | チップ抵抗 1608サイズ |
抵抗 | R3-R8 | 6 | 39kΩ | チップ抵抗 1608サイズ |
コンデンサ | C1, C2 | 2 | 0.1µF | チップセラミックコンデンサ 2012サイズ 秋月電子:111384 |
電解コンデンサ | C3 | 1 | 100µF~ | 面実装品:φ8xL10 秋月電子:116891 |
ダイオード | D1, D2 | 2 | 面実装ダイオード 1N4148W | SOD-123 秋月電子:107084 |
ドットマトリクス LED | LED1 | 1 | OSLB56317-AC5 | ミント色 秋月電子:118030 |
ドライバIC | U1, U2 | 2 | HT16K33A | SOP-28 秋月電子:115330 |
ピンヘッダ | J1 | 1 | 4pin、2.54mmピッチ | 形名:PH-1x40SG(折って使用) 秋月電子:100167 |
ジャンパ | JP1-JP6 | 6 | I2Cアドレス設定用 | 半田ジャンパ |
KiCADで基板設計
今回もフリーの基板CAD、KiCADを使用して基板設計してみました。
部品点数は少ないですが、配線がクロスしまくってて意外と無理かも…
と思いましたが、一応引くことが出来ました。
3Dビュー表示させた画像です。
パーツの3Dモデルは作っていないため、少しさびしいです。
Elecrowで製作・到着した基板
貧乏性なので、今回も100mm×100mmになるように多面取り(パネライズ)して発注します。
発注先は、中国の基板メーカー Elecrowです。
同一種類の多面取り・Vカットは追加料金不要です。
到着した基板の写真です。
【仕様】
基板板厚:1.0mm
銅箔厚:35µm(1oz)
レジスト色:黄色
表面処理:鉛フリー半田レベラー
ドットマトリクスLEDをスルーホールに差し込んだ状態です。
ピン数が32本と多いからか、スルーホールが小さかったからか、なかなか挿入が難しかったです。
まとめ
秋月電子で買ったミント色16×16ドットマトリクスLED(OptoSupply製 OSLB56317-AC5)を使ったディスプレイ基板を作ってみました。
制御には、HOLTEK製の16×8ドットマトリクス用ドライブIC、HT16K33を2個使用します。
あとは、私の苦手とするプログラミングと動作確認です。
ArduinoとChatGPTに頼ってプログラムを作ってみようかな~
出来たらまた更新します。