アリエクスプレスで買ったパワーメーターを試してみる【電力計】

アリエクスプレスで買ったパワーメーター 部品・モジュール
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アリエクスプレスで買ったAC用のパワーメーター(電力計)を動かしてみたので紹介します。

パワーメーターとは、PCやエアコンなど家電製品の消費電力や電力量を測定出来るモジュールです。

今回買ったのは、電流をACCT(カレントトランス)で計測するタイプです。電流を最大100Aまで測れるため、より大電力を計測できます。

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購入したパワーメーター

パッケージの写真です。

パワーメーターのパッケージ写真
パワーメーターのパッケージ写真側面

箱にはパワーモニターと記載されていますが…呼び方はパワーメーターで統一させてください。
形名は、P06S-100
メーカー名は記載が無く、分かりません。

本体の写真

パワーメーター本体
パワーメーター本体裏面

付属のACCT

パワーメーター付属のACCT

仕様について

定格電力:22kW
定格電流:100A(ACCTを使用しないタイプで、定格電流の少ないものもあるようです)
待機電力:1W以下
使用電圧範囲:AC100V~250V(日本のAC100Vが範囲外ですが、一応動作しました)

モニタに表示される測定項目は、
電圧(V)、電力(W)、電流(A)、力率(PF)、電力量(kWh)、周波数(Hz)です。

電力量(kWh)はボタン5秒長押しでリセット出来るようです。

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接続方法

接続図は下記になります。

パワーメーターの接続図

2本のコンセント穴のうち、極性N、Lを調べて接続します。
L(ライブ、ホット):本体の4番に接続
N(ニュートラル、コールド):本体の3番に接続
普通は微妙に幅の長い方がNになっているはずです。
屋内配線や、延長コードの接続の仕方によっては、逆になっているかもしれません。

LNを逆に繋いだらどうなるのか?
と思ってコンセントプラグを反対にして繋いでみましたが、普通に使えました。
ACだから壊れたり測定結果が反転するようなことはないんでしょうかね~?

電流測定用のACCTを片側の配線に取り付けます。

中心の穴に貫通させるので、配線を一度切る必要があります。
ACCTの出力は、本体1・2番に接続します。

取説では、ACCTをパワーメーターより負荷側に取り付けるように図示されています。
パワーメータより手前の位置だと、パワーメーター自体の消費電流も測定してしまうかもしれません。(1W以下なので誤差程度だと思いますが…)

電源延長コードに接続してみる

今回は、市販の延長コードを切ってパワーメーターを途中に繋げてみました。

今回買ったケーブルはこちら。

市販の延長ケーブル

延長コードがきれいに2本に裂けるタイプでなかったので、とりあえずの動作確認で無理やり接続しました。

延長ケーブルを分解
ACCTの接続
パワーメーター本体接続
パワーメーターを接続した様子

無理やりむいて中古のコタツケーブルを切り継ぎして配線しています。
危険なのでマネしない様にしましょう。

パワーメーター接続(完成図)

一応カプトンテープで絶縁しましたが、常用するときはちゃんと作りなおそうと思います。

動作確認

最近買って気に入っている調温機能付き半田ごて「PX-280」の加熱時とアイドル時の消費電力を比較してみました。

半田ごてPX-280とPX201

加熱時は電力が約91Wになっています。力率は99%です。
この半田ごては電源ON時の設定値までの加熱がかなり速いです。

動作確認:半田ごてヒーター動作時

アイドル時は消費電力が約18Wになっています。力率は41%と低めになってます。

動作確認:半田ごてアイドル時

電気ケトルでの湯沸かし時の消費電力を確認してみました。
消費電力は約850Wで、1回沸かしきるまでの電力量は0.08kWhでした。
最近電気代も高いので、これで家電の電力量を確認することもできますね。

動作確認:電気ケトル湯沸かし時

まとめ

アリエクスプレスで買ったAC用のパワーメーター(電力計)を動かしてみました。
これを使えば、PCやエアコンなど家電製品の消費電力や電力量を簡単に確認することが出来ます。
力率も確認できるのが面白いですね。

今回買ったものは定格電流100Aなので、家の主幹ブレーカー近くに接続しても余裕で測れそうな容量です。一度試してみたいですね~

参考リンク

私はアリエクスプレスで購入しましたが、Amazonでも類似品が販売されているようです。

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