はじめに
アリエクスプレスで購入した顕微鏡用LEDリングライトです。
電子工作で半田付けするために、ニコン製の実体顕微鏡(SMZ)をヤフオクで購入して使ってますが、その照明用として買ってみましたので紹介します。
これまでは、下の写真の様な基板むきだしのものに昇圧DCDCコンバータをつないで使ってました。
別にこれでも実用は問題ないんですが、マジックテープで対物レンズの部分に無理やり貼り付けていたので、使っていると熱で外れて落ちてきたりするのが気になってました。
LEDリングライトの仕様
今回買ったLEDリングライトの仕様は下記になります。
LED数:表面実装タイプが48個
電源:DC 5V…USB端子で接続(電源は付属していません)
消費電力:4~6W
調光機能:あり
ワーキングディスタンス:20~160mm(これを超えたら綺麗に照らせないということでしょうか)
取り付け穴径:φ30~φ65mm(今回の顕微鏡には余裕で取りつきます)
使用温度:-20~+45℃
到着時の写真を下記に載せておきます。梱包はしっかりしていて珍しく箱が凹んで無かったですが、箱の中ではフリーな状態で、振るとカコカコ動いていました…大丈夫かな?
実体顕微鏡への取り付けと動作確認
さっそく実体顕微鏡に取り付けてみました。かなりいい感じですね。
ネジ3本を締め付けることで固定できるので、簡単です。
上から見ると少しスキマが有りますが、問題ないです。
従来の基板むき出しの物よりは体格が大きいので、少し作業スペースが狭くなりますが、調光ツマミのある部分を左側にして取り付ければ問題ないと思います。
【追記】
はんだ付け作業時は、ピンセットを左手で持つと調光部が邪魔になるので、手前側に回して持ってきた方が作業しやすかったです。
このリングライトはUSBコネクタから電源を取りますが、電源アダプタは付属してないので今回はモバイルバッテリーを繋いで動作させてみました。スマホの充電アダプタなどが余っていればそれでも良さそうです。
USB電圧電流チェッカーで消費電流を測ってみましたが、MAX発光時で500mA位でした。(ルートアール製RT-USBVAC6QCを使用)
MAX発光時はかなり明るいです。はんだ付け作業時は200mA位流せば十分な明るさですね。
接眼レンズにスマホのカメラを押し当てて無理やり撮影してみました。倍率は約9倍です。
まとめ
顕微鏡用LEDリングライトを購入してみたので紹介しました。
ニコンの実体顕微鏡(SMZ)にジャストフィットだったので良かったです。これで電子工作がもっと捗りますね。
本当はデジタルの顕微鏡を買ってみたい気持ちも有るんですが…はんだ付け作業にはどうなの?という疑問もあるので、まだ我慢しましょう。
商品参考リンク
私は今回アリエクスプレスで購入したので、メーカー・色は異なりますが形的に同じもののようです。
使用したUSB電圧電流チェッカー(ルートアール製RT-USBVAC6QC)