パワエレ勉強用:面実装パワーMOSFETを使用するハーフブリッジ基板を作ってみた

パワーMOSFETを使用したハーフブリッジ回路基板 自作基板
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秋月電子で買える大き目の面実装NchパワーMOSFET、IRFS7730かIRF1324(D2PAK7パッケージ)、もしくはTKR74F04PB(TO220SM(W)パッケージ)を使うハーフブリッジ基板です。

パワエレを勉強したくて以前作っていたものです。

数年前に製作した基板ですが、記事にまとめていなかったので、回路等を覚え書きとしてまとめておきます。

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使用するパワーMOSFETについて

International Rectifier社製MOSFET、IRF1324の写真

秋月電子で購入できる下記のNch面実装パワーMOSFETが使用できます。

対応パッケージはD2PAK7かTO220SM(W)の何れかで、比較的低電圧で大電流のタイプです。

ゲートドライバは下記のモジュールを使用する想定です。

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回路図

回路図は下記になります。

パワーMOSFETを使用したハーフブリッジ回路基板の回路図

MOSFETが2個並列になっているように見えますが(回路図ではそうなっていますが)、貧乏性なので基板表面はIRFS7730かIRF1324、裏面はTKR74F04PBのいずれかを載せられるようにしています。

実際は、いずれか1種類のパッケージのみ実装して使用します。

基板一枚でハーフブリッジ回路を構成しており、2枚組み合わせてフルブリッシ回路を構成します。

もしくは、3枚使用することで3相ブリッジ回路を構成することができます。

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部品リスト

部品リストは下記になります。

品名参照名数量数値・仕様規格・フットプリント
NchパワーMOSFETQ1,Q22IRFS7730TRL7PP
または
IRF1324STRL-7PP
D2Pak-7(TO-263-6)パッケージ
秋月電子:110162
または116708(在庫限り)
NchパワーMOSFETQ3,Q42TKR74F04PBTO220SM(W)パッケージ
秋月電子:116487
ターミナルブロックJ1,J222pin、5.08mmピッチ汎用端子台
秋月電子:101306
テストポイントTP1~TP55チェック端子スルーホール径φ1
秋月電子:107588
マウントホールH1,H2,H33M5ネジ用(φ5.3)MountingHole_5.3mm_M5_Pad_Via

KiCADで基板設計

今回もKiCADでパターン設計を行いました。

KiCAD回路パターン:表側
KiCAD回路パターン:裏側

3Dビュー表示

・基板表側

IRFS7730かIRF1324(D2PAK7パッケージ)をのせる面です。

3Dビュー表示:表側

・基板裏側

TKR74F04PB(TO220SM(W)パッケージ)を載せる面です。

3Dビュー表示:裏側

部品配置図

・基板表側

IRFS7730かIRF1324(D2PAK7パッケージ)をのせる面です。

部品配置図:表側

・基板裏側

TKR74F04PB(TO220SM(W)パッケージ)をのせる面です。

部品配置図:裏側

多面取り(パネライズ)して発注

100mm×100mmで4個取りとなる様にパネライズしています。

・基板表面

3Dビュー表示(パネライズ後):表側

・基板裏面

3Dビュー表示(パネライズ後):裏側

到着した基板

中国の基板メーカーElecrowに発注して製作してもらいました。

下記の記事で紹介しています。

Elecrowから到着した基板がこちらになります。
レジスト色は黄色です。

Elecrowで製作した基板

部品を実装してみる

表側(D2PAK7パッケージ)にMOSFETを実装してみました。

フットプリントの寸法は問題なさそうです。

表側(D2PAK7パッケージ)の実装例①

ベタに熱が逃げるので、パワーのある半田ごての使用がおすすめです。

表側(D2PAK7パッケージ)の実装例②

放熱パッド裏のビアにも、裏側からはんだを流し込んでいます。

表側(D2PAK7パッケージ)の実装例③

裏側(TO220SM(W)パッケージ)にMOSFETを実装する例です。(上の写真とは別の基板個片です)

こちらも、フットプリントの寸法は問題なさそうです。

裏側(TO220SM(W)パッケージ)の実装例①

実装後の写真です。

裏側(TO220SM(W)パッケージ)の実装例②

放熱パッド裏のビアにも、裏側からはんだを流し込んでいます。

裏側(TO220SM(W)パッケージ)の実装例③

まとめ

パワエレを勉強するために、秋月電子で買える大き目の面実装NchパワーMOSFETを使うハーフブリッジ基板を作ってみました。

IRFS7730かIRF1324(D2PAK7パッケージ)、もしくはTKR74F04PB(TO220SM(W)パッケージ)を使用することができます。

いずれのMOSFETもかなり大電流に対応しており、この基板では対応しきれないほどのスペックです。

下記のゲートドライバ基板と合わせて、実験に使用したいと考えています。

参考リンク

今回のような放熱ベタの多い基板にはんだ付けするための、パワーのある温調半田ごてです。

私も使っていますが、会社で使用するようなステーション型の半田ごてに負けず劣らず使いやすいです。(持ち手が太いのが玉にキズですが・・・)

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