ストックフォトで4年間写真を販売してみて

Stock photo 写真・カメラ
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はじめに

自分の写真を売りに出せるストックフォトですが、私も2016年頃からボチボチやっています。
副業としては、はっきり言って稼げませんが、写真が好きで沢山ハードディスクの肥やしにしてる方はやってみる価値は有るのではないでしょうか。
私が写真を売りに出している3社を殴り書きでまとめましたので、参考になれば読んでみて下さい。

あくまでも趣味の旅行や撮影のついでで、売る気マンマンで遠征に行くようなことは、赤字になるのでやめた方が良いと思います(笑)

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Adobe stock(アドビストック)

ストックフォト大手のFotoliaを吸収合併、私はもともとFotoliaを利用していました。言わずとしれたアメリカAdobeの運営。
年間300点以上アップでライトルームCC、フォトショップCCが一年間使えるCreative Cloudフォトプランのライセンスプレゼント企画を年一回やってます。私は二回もらいました。アップ数一年で300点は、コツコツやってれば余裕なので地味に嬉しいですね。
でも、もらったけど今のライセンスがあるので放置してたら、コードが有効期限切れで使えなくなってました。(2021年まで有効とメールに書いてあったのに)なので、二回目は即使用しました、皆さんも注意してください。
※貰える条件は今後変わるかもしれません。→今年の条件はどうやら年間150ダウンロード以上のようです。新規の人には分が悪いような条件ですが、私のような弱小でもなんとか達成できそうな数字です。

タグは日本語でも英語でも大丈夫です。ただし、混在は不可。
私は初めはピクスタのタグ候補機能をつかってタグを生成⇒Adobe stockにも流用。というスタイルでやってましたが、ふと気になって言語を英語に切り替えてどういうタグになってるかな~と見てみたら、直訳して似たようなキーワードはまとめて消滅してるわ、誤訳や難しい単語は消えてるわで凄く残念なことになってました。
それを機に、英語で頑張ってタグを入れるようにしています。幸い、Shutterstockに英語のタグ候補機能があるので、先ずはそれでタグを付けて流用るようにしています。
逆にデメリットとしては、自動で日本語翻訳されるタグがあやしくなりますが、世界相手の商売なんで…そこはOKとしましょう。

Adobe stockは、売れ行きと単価のバランスが一番良い気がします。単価は最低50円ですが、それ以上も多々あります。たまには1枚3000円超えの場合も!
審査は最近やや遅いですが、そんなに厳しくはないので問題なく通ります。ただ、同じ被写体の構図違いのような、似た写真を同時に上げると問答無用で落とされる事があるので、一枚づつ審査に出して受かったら次を出すようにしています。

Shutterstock(シャッターストック)

Shutterstock(シャッターストック)は、アメリカのストックフォト大手の会社です。
ここは、審査がめちゃくちゃ速いです。ちゃんと見てるのか不安になるほどに。でも、Adobe stockと同様に、似たような写真を同時に上げると問答無用で落とされることがあります。しかも自信のある方を。審査通過後にちょっと間を空けて次を出せば問題なさそうです。
あと、何時もは問題なく審査が通るような写真が、なんだかんだ理由を付けて落とされる時があります。そんな時は、めっちゃくちゃ審査の厳しい絶対落とすマンか、自分とは趣味が合わない人が審査を担当している可能性が有るので、しばらく間を空けてから審査に出すようにしましょう。※審査はマジで速いときは数分です。

売れ行きは、他と比較してダントツで多いです。何処の国で売れたかも出るので楽しいですね。最近は日本から買われることも多いです。
問題は単価ですが、メッチャ安いです。最近価格改定が入って一枚最低0.1ドルに、、、これはちょっと不味いですね。
公式フォーラムも荒れに荒れているようで、ポートフォリオを削除すると言っている人も多々いらっしゃるようです。確かにストックフォト大手のShutterstockがこの単価だと、他もより低価格に合わせてくる恐れがあり、良くない流れです。
自分もポートフォリオを非公開にしようかな~とも思いましたが、下記の英語タグの候補機能が便利なので、それだけ使用してメインはAdobe stockに投稿するようにしようかと考えてます。

タグは英語入力が必要です。
英単語の勉強になりますね。植物の名前とか、必死にググったりGoogle翻訳、DeepL翻訳を使ったりして調べてます。あとはタグ候補機能が有るので意外と何とかなります。
ここで作った英語タグはAdobe stockにも使えます!

それでもShutterstockで登録してみたいという方はこちら

PIXTA(ピクスタ)

写真素材のピクスタ

日本の会社の運営です。なので、一番気軽に始められるのではないでしょうか。
ただ、売れ行きは他の二社と比較して一番少ないです。
人物の写真がよく売れるそうなので私の主に出しているジャンル(植物、果物)と相性が悪い可能性もあります。ですが、定額販売をオフにすれば一発売れたときの単価が高いので大逆転です。もちろん定額をオフにすれば販売回数は激減ですが…

私は現在定額の安さにキレて全てオフにしてます。
ですが、今現在(2020.9)はShutterstockのほうが単価が安いですし、PIXTAは写真毎に定額のON・OFF、最小販売サイズの指定ができるのでその点は超良心的だと思います。他社はそんな選択肢はありません。
独占販売や、専属契約が出来ればロイヤリティアップ(売れた時の投稿者への報酬アップ)や検索結果の表示が上位になったりするそうですが、他二社の売れる数を見てると踏み切れないですね。※その前に、専属契約出来る条件にそもそも達成していませんでした(笑)
ただ、最近のShutterstockの単価の安さを見ると、独占販売・定額オフで自分を安売りしないポリシーを持つのも良いかもしれません。(割と本気で)

審査は一番遅いですが、著作権やセンサーゴミなどの問題が無ければほぼ通ります。他の上記二社は似たような写真を同時に審査に出すと「シミラーコンテンツ」などと言われて、自信のある写真から優先して問答無用で却下されることがありますが、PIXTAはそんなことはしないので、その点も素晴らしいですね。
あとタグの候補機能が便利です。便利過ぎて初めはAdobe stockにも流用させてもらってました。(いまは英語タグ)
逆にPIXTAは英語タグを受け付けてくれないので、他の2社とは別にタグを準備する必要があります。海外から投稿されている方は英語でタグを入れているので、その点は不満です。

個人的には日本のストックフォト大手であり、海外勢に負けずに頑張ってほしいので、末席ながら今後も応援するつもりでアップを続けたいです。

写真の登録作業の流れ(我流)

私の登録作業の流れとしては、
1.先ずはPIXTAで日本語タグを生成しながら登録。(自動候補機能を活用して)
 「シミラーコンテンツ」で落とされないので気にせずどんどん登録できます。
2.日本語タグを翻訳サイト(Google翻訳、DeepL翻訳)で英訳しながら、 Shutterstock に登録。
 ※この時、Shutterstock の予測候補機能も活用
3.英語タグをLightroom Classic上で画像キーワードタグにコピペし、 Lightroom Classic経由でAdobe Stockにアップロード。(これで、タグが反映されてます)
ただし、登録時にタグがアルファベット順になって警告が出るので、優先度の高いタグを上に持ってくるのと、英語でタイトルを入力する作業は発生します。
4.これが私の一連の登録作業になりますが、また次に似たような画像を登録する時のために、上記の作業をしながら、日本語タグ・タイトルと英語タグ・タイトルを横並びにしたエクセル表も作るようにしています。

まとめ

ストックフォトを2016年から4年ほどやってみて、私が感じた全体的なメリット・デメリットをまとめます。

メリット・良かった点

・撮って自己満足、ハードディスクの肥やしになっていた写真が日の目をみることができます。
・人前に出す事を前提に撮るので、それまで適当に撮っていた写真への意識が変わった気がします。色んな構図バリエーションやRAW現像をがんばったり。(それまでは何も考えず自分の記録用に撮ってました)
・そんな高いカメラ使ってどうすんの?と良く言われますが、少ないながらも副業でお金稼ぎが出来る。しかも、不労所得です。(言い訳)
・ShutterstockとAdobe stockは海外サイトなので、支払いはPayPalです。初めはめんどくさいなと思ってましたが、基板を中国(Elecrowなど)に発注するときの支払い方法と資金源としては、超便利です。

デメリット・いまいちな点

・現像→アップしてタグ付けに意外と時間がかかります。しかも一度に沢山審査に出すと落とされる可能性も上がるので、ちょっとづつコツコツ作業する必要があります。
・売るために、人や著作物が写り込まないように配慮した写真ばっかりに、、、これを防ぐには、普通の思い出的な写真もちゃんと撮っておきましょう!望遠レンズを付けっぱなしにし、交換が面倒なので記録的な写真はスマホで、、、などという事になればせっかくの良いカメラがもったいないです。
・旅先でストックフォトを意識した撮影ばっかりしていたら同行者の迷惑になる。いちいち立ち止まって撮影していたら嫁の機嫌が悪くなってきます。本気の時は一人で行きましょう。
・もうすでに素晴らしい写真が定額で安価にアップされまくってて、写真の価値が崩壊している気がする、、、これはもうはっきり言って手遅れです。(逆に使う立場の人は天国なのでしょうか?)自分の写真はそれらに及びませんが、好きな写真をボチボチ撮って行きましょう!

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