はじめに
中国の基板メーカーElecrowで、製作費1ドルキャンペーンが開催されていたので、キャンペーン中に基板設計・発注を行ったものをまとめました。
今回は、第2段として追加で8月中に設計・発注したものをまとめておきます。
前半に発注したものは下記を参照ください。
追加で作った基板
今回も基板CADはKiCAD6を使用しました。
KiCADの3D表示機能で表示したものをスクリーンショットしています。
また、基板は既に入着済みなので、実際に届いた写真も載せておきます。
ベース用オーバードライブ基板
ベース用のオーバードライブ(エフェクター)基板です。
ひよこさんのページを参考にさせてもらって、ベーススルー(ブレンダー)の機能と一緒にしてみました。
100mm×100mmにパネライズ(多面取り)した状態が下記になります。
そして、Elecrowで製作してもらった実際の基板です。
詳細は下記を参照ください。
TDA7492MVデジタルアンプICの基板
以前マルツでICのみ購入していたものです。やっと基板を作りました。
100mm×100mmで2個採れるようにパネライズした状態が下記になります。
届いた基板の写真です。
やっと個別の紹介記事を作りました。
LT1930の昇圧DCDCコンバーター基板
降圧DCDCコンバーターをつくったらやっぱり昇圧も作りたいよね。
ということで秋月電子で買えるLT1930用の基板を作ってみました。
100mm×100mmで4個採れるようにパネライズしました。
届いた基板の写真です。
個別の紹介記事を作りました。
VUメーター用の駆動アンプ基板
Amazonのプライムデーで買ったVUメーターを動かすための基板です。
メーターは1個しか買ってないですが、一応2回路分で作っています。
これも100mm×100mmにパネライズしました。
Erecrowから届いた基板の写真です。
詳細は下記を参照ください。
NJU72343Vの電子ボリューム基板
最近秋月で取り扱いだした8ch電子ボリュームNJU72343Vを勝手に評価する基板です。
制御用のマイコンは外付けでArduinoなどを繋ぐ想定です。
後段にミキサー回路を入れてみました。
そのせいで50mm×100mmに入らなくなったので、100mm×100mmのサイズにしました。
(リード部品ばかり使っているせいもありますが…)
届いた基板がこちらになります。
100mm×100mmは存在感がありますね。
回路図等は下記を参照ください。
TLP250Hのゲートドライブ基板
フォトカプラで絶縁できるTLP250Hのゲートドライブ基板です。
後述のMOSFETハーフブリッジ基板と組み合わせてパワエレを勉強したくて作りました。
絶縁DC/DCコンバーターも載せられるようにすれば良かったかな…
33mm×50mmで作ったので、6個取りでパネライズしました。
届いた基板がこちらになります。
製作・動作確認出来たので、個別の記事を書いてみました。
面実装MOSFETのハーフブリッジ基板
秋月電子で買える大き目の面実装MOSFETを使うハーフブリッジ基板です。
貧乏性なので表面はIRFS7730かIRF1324、裏はTKR74F04PBのいずれかを載せられるようにしています。
これも、100mm×100mmで4個取りでパネライズしました。
届いた基板がこちらになります。
料金と送料について
鉛フリー半田レベラーを選択しているので、料金は1件あたり3ドルです。
(詳細は前回の記事を参照ください)
今回は発送方法を安価で速いYunExpressを選択してみました。
3種類同梱で9.33ドル、4種類同梱でも11.33ドルと激安でした。
まとめ
Elecrowの1ドルキャンペーンで発注した基板をまとめてみました。
キャンペーンが9/1までかと思って焦って大量に設計・発注したんですが、今見たら1ドルキャンペーンまだ続いています…。いつまで続くんでしょうか?
期限があった方が頑張れるということで、良かったと思いましょう。
これから、ゆっくりですが製作を進めていきたいと思います。
動作確認出来たら、個別の記事にまとめていきます。