はじめに
私の愛用しているレンズの一つとして、Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E EDを紹介したいと思います。ニコンの標準ズームレンズのF2.8通し、いわゆる大三元レンズと呼ばれる一角を担うものです。
大きくて重いですが、非常に高速なAFで手振れ補正も良く効き、撮影結果の歩留まりが良くオールマイティーに使えます。
スペックについて
焦点距離:24mm-70mm
F値:解放F2.8、最小絞りF22
標準域(24mm-70mm)の全域で解放F2.8で撮れる、いわゆるF2.8通しレンズです。キットのズームレンズ等は望遠側にズームしていくと解放F値が大きくなる物が多いです。
F2.8通しレンズの広角(14-24mm)・標準(24-70mm)・望遠(70-200mm)の3つで大三元レンズと呼ばれています。そろえると役満でアガリということでしょうか?無性に物欲を呼ぶ名前です。私も気が付いたら揃えてしまっていました。広角・望遠はニコン純正でなくタムロンですが、、、
レンズ構成:16群20枚
ナノクリスタルコートあり、フッ素コートあり
最短撮影距離:0.38m(焦点距離:35mm~50mm)、0.41m(それ以外)
最大撮影倍率:0.28倍
撮影倍率の簡単な説明についてはこちらを参照ください。
フィルター径:φ82
私の持っているレンズで最大径です。PLフィルターが高かったです。
寸法:最大径φ88、長さ154.5mm
先代モデルよりも長くなっているようですが、手振れ補正を内蔵したためしょうがないですね。
また、ズームリングを回すと先端長さが微妙に変わります。普通のズームレンズの様にニョキっと伸びる訳ではなく、レンズフードを付けているとその内部で可変して全く見えない範囲です。
重さ:1070g
なかなかズッシリ感があります。片手でずっと持っているのはしんどいので、筋トレが必要ですね。そもそもカメラのマウント部に負荷がかかってもいけないので、左手をレンズ先端に添えて持ちましょう。そうすると物凄く安定感があります。
絞り羽根:9枚(円形絞り)
手振れ補正効果:4段
4段と聞くと最近のスペックでは少し物足りないような気もしますが、実際に使っていると大変良く効いている感覚です。
作例
拙い写真ですが、作例として一応ストックフォトの国内大手、PIXTAの審査を通った写真を下記に載せておきます。(そういう縛りでやっていきたいと思います)
しまなみ海道の展望台から撮った写真です。
これは、たしかPLフィルターを使って撮影したと思います。
沖縄旅行で撮った夕日の写真です。観光地の写真はライバルが多くて売れませんね~
錦鯉のいる池に餌を投げ入れた際の写真です。この時はPLフィルターを持ってなかったので、Lightroomのかすみの除去機能で頑張って水の透明度を上げています。
細々とした葉っぱの例として、京都の有名な竹林です。周辺画質は最新のZの方がかなり良いんでしょうね~
飛行機の窓から雲海を撮影。PLフィルターを使ってみたら窓のアクリルのせいで虹色模様が発生してしまいました。それはそれで面白いですが、、、
まとめ
私の愛用しているレンズの一つである、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRと作例を紹介させてもらいました。
素人が買うには躊躇するお値段のレンズでしたが、単焦点を何個も買うならいっそ買ってしまえ!と心を決めて購入しました。非常に高速なAFで手振れ補正も良く効き、撮影結果の歩留まりが良くオールマイティーに使えます。
旅行などゆっくり足で構図を調整できないような時はこれを持って出かけるようにしています。